治療までの流れ

• STEP01

  

  お問い合わせ

  当院は、完全予約制となっております。ご来院の前にお電話またはメールでお問い合わせ頂ますようお願いいたします。

  固定:0980-59-0027

  携帯:080-6481-3402

• STEP02

  

  来院

  ご都合の良い日程にあわせてご来院ください。

• STEP03

  診療・検査

  

  診察について

  東洋医学では、病院のようなレントゲンや血液検査などは出来ません。

  東洋医学の主な診察方法は、顔色、表情、歩行状態などを観る望診、患者さんから話をしを聞く問診、脈の状態を診る脈診、お腹の状態を診る腹診など、体表の観察により総合的に判断をして行きます。

  最近の西洋医学では、たとえば、木が腐りかけると、木ばかりを見て森を見ないで腐った木を切ってしまうような悪いところを取り除くようなことをしますが、東洋医学は、腐りかけた木も見ますが、その森全体を見ます。関係ないようなことも聞いたり、触れたりします。その原因を森全体をその森を包む空気、土、流れる水など関わる全てを見て行きます

  東洋医学の考えは、バランスの治療です。陰と陽のバランスが整っていれば、身体は調子の良い状態を保つことができますが、何かの原因によりバランスがどちらかに傾き始めると体調が徐々におかしくなり始めます。

  検査では、そのバランスがどのように崩れ、その原因がどこにあるのかを調べて行きます。

  望診

  診察は入ってきた時から始まります、入ってくる時の状態や表情、生気の有無などを感じ取ります。そして顔色、舌の状態、爪の色、声の状態などを見て行きます

  問診

  問診では、まずその人の訴え（一番辛い症状など）をよく聞きます。それから、痛みやしびれ、麻痺、悪寒発熱、手足の冷え、熱や汗、食欲、睡眠状態などを詳しく聞かせていただきます。

  長野式では、出生時から今にいたるまでの、病気、怪我、生活環境の変化などを確認し、それが身体に影響していないかひとつひとつチェックします。

  一昨年頃にNHKスペシャルで取り上げていた、慢性腰痛に共通する異変、脳の活動が大きく異なる部分が発見された、それは、背外側前頭前野皮質（DLPFC)の衰え、または、体積の減少や活動の低下も見られたなどの報告により、原因は腰ではなく、脳にあったなど。これは、過去の恐怖体験や不安体験から腰痛を引き起こしているというもので、このような症状も、詳しく話を聞かないと分からないことです。ちなみにこのような状態は東洋医学では腎が関係していることが多いです。

  脈診

  病院へ行っても、看護師さんや、先生が脈を診ますが、主に診ているのは、速さ、不整脈かどうかなどを見ています。東洋医学では、脈の状態（強さ、弱さ、速さ、太さ、弾力性）などから、その人のバランスがどのように傾いているのか気が多いのか少ないのか、または、血が多いのか少ない状態なのか、冷えているのか、熱をもっているのか、それがどの臓腑に影響を与えているのかなど脈診で判断して行きます。

  腹診

  長野式においては、腹診を重視します。

  お腹全体を触って、寒熱や緊張、弛緩、などを確認し、それから臍を中心に、上下、左右を診て行きます。そのエリアの圧痛や違和感等があるかないかを確認し治療の根拠を探して行きます。

  以上が主な診察法ですが、そのほかに整形外科的な疾患には整形外科テスト等を合わせて行い、総合的に判断し、その辛い症状のバックグランドを探し治療を行なって行きます。

• STEP04

  

  治療説明

  原因を突き止めた後は、貴方の症状にあった最適な治療を考え、ご説明いたします。一人ひとり治療する手順や内容は違う貴方だけのオーダーメイド治療です。個別の治療計画書を作成し同意したうえで治療を開始します。

• STEP05

  

  治療開始

  治療方針を定めたら治療開始です。治療後は体の状態が改善されたことを確認し終了です。体の状況によって次回の相談をいたします。